この記事を読むのに必要な時間は約 18 分です。
インターネットの速度は、どのように影響してどう決まるのか?
それは環境によって変わるという事をご存知ですか?
どのネット接続をするかでチェックすべき場所も変わります。
多くの場合は、WiFi接続が多いと重いますが、確実性を増すためには有線に勝るものはないと言っても過言ではないでしょう。
実例を交えて解説してみたいと思います。
目 次
インターネット接続の種類
インターネット接続は、いろいろある。光ケーブルにADSLにWiFiに・・・
一昔前では、ISDNや電話線というのもあったが、今ではほぼないだろう。
今では光ケーブルでの接続が圧倒的に多いだろう。
ADSLも少なくなったはずである。
NTTや電力系・ケーブルテレビでの契約がほとんどだろう。
100M(メガ)か1Gbit(ギガビット)と言うのが多いのかもしれない。
ケーブルテレビ系ではJCOMでの接続があるのだが、120メガ・320メガ・1ギガの3種類ある
しかし、いくら速い選択をしてもすべての経路がそれに対応していなければ速度は上がらないという事
ONU(終端装置)からルーター、ルーターからスイッチングハブもしくはルーターまでをつなぐLANケーブル
そしてそこから端末とつながるLANケーブル
次は、LANケーブルについて解説します。
LANケーブルの種類
LANケーブルの規格について
LANケーブルには規格やカテゴリーがあってそれに基づいて速度アップできるように組み合わせたいものです。
従来の100メガの契約などであればカテゴリー5と言われるCAT5のケーブルで十分だろう。
筆者の環境ではCAT5以上のケーブルになっている。一部でcat6になっている場合もあるが・・・
各カテゴリーごとにどうなっているのかと言うとサンワサプライさんの記事を参考にさせていただいた。
カテゴリによる性能の違い
最大通信速度 伝送帯域 カテゴリ 5 100M bps 100 MHz カテゴリ 5e 1G bps カテゴリ 6 250 MHz カテゴリ 6A 10G bps 500 MHz カテゴリ 7 600 MHz カテゴリ 7A 1000 MHz カテゴリ 8 40G bps 2000 MHz ケーブルに印字された「カテゴリ名」を確認する
カテゴリ表記例
カテゴリ 5 CAT.5 カテゴリ 5e CAT.5e カテゴリ 6 CAT.6 カテゴリ 6A CAT.6A カテゴリ 7 CAT.7 カテゴリ 7A CAT.7A カテゴリ 8 カテゴリ8 ケーブルに印字された「ケーブルの配線規格名」を確認する
カテゴリ 5 ANSI/TIA/EIA-568-B.1 カテゴリ 5e ANSI/TIA/EIA-568-B.2 カテゴリ 6 ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1 カテゴリ 6A ANSI/TIA-568-B.2-10 カテゴリ 7 ISO/IEC 11801 カテゴリ 7A カテゴリ 8 ANSI/TIA-568.C-2-1
サンワサプライさんの記事にある表を見る限り通常の一般家庭では1G bpsであれば比較的安価にて実現しやすいだろうと思います。
であればcat6のケーブルで十分ではないでしょうか?
あまり速度アップしてもルーターやスイッチングハブがその速度に対応しなければ意味がないのです。
WiFiをなぜひいきにしないのか?
WiFiは、有線接続に比べ電波の干渉を受けやすく不具合の特定が難しいことに加え
パソコンの受信機能が100メガに対応してることはなかった。
第3世代のCPUのPC(P772/G)でも72メガ程度でそれは速度低下の要因となりえるというのが結論だった。
メーカースペックは、本当に信用していいのか?
上記は、GalaxyのポケットWiFiの端末の詳細情報なのですが・・・
この表にある接続台数10台というところは、ウソでなく本当なのです。
しかし、10台つないで常時その状態でガンガン使えるということではないのです。
正確に言うなら10台までは接続できるというだけなのです。
もし実際に利用するなら6台くらいが限界じゃないかなって思いますね。
スペックで接続できる台数と利用できる台数は違うということを知っておいてください。
解決策としては10台あると仮定して2機のWiFiが必要になります。
それで負荷を分散するのが1番簡単です。
ポケットWiFiだけでなくルーターの接続数なども筆者は、同様だと考えています。
だから常に余裕を持って選んでいます。
JCOMでのインターネット回線のアップグレード
上記写真で矢印の機械がJCOMのONU(終端装置)です。
今回、筆者は、JCOMにインターネット回線のアップグレードを申し込みしました。
120M→320Mという感じでのアップグレードなのですが・・・
マンションやアパートなどで困るのが空いてる配管がないということが圧倒的に多いみたいですね。
そういう理由で筆者の住んでるマンションでは1GBPSの契約ができないと・・・
そこでアップグレードという選択になったわけです。
アップグレードにあたって当然工事費がかかるわけです。
ONU交換にかかる費用は、4800円と消費税が月額に加算されます。
月利用料は、700円アップするのでそれも加算されるというわけです。
それでどの程度、速度アップするのか確認したいと思ってます。
現在のテスト結果
Google
320メガに変更してみて
確かにダウンロードのスピードは劇的に向上したという結果は見れたが、アップロードが10メガマックスというのは工事に来た人が教えてくれたことであり事前に説明があるべきではないかと思ったほどでした。
まとめ
有線で家庭内LAN組む時は、機器だけでなくLANケーブルもその規格に見合ったものでなければ速度低下の要因になりえるということが、実際に自分で組んだLANでスピードテストをしてみてわかりました。
WiFiに比べ有線での接続の方が安定した回線を確保でき原因の特定がしやすいということも・・・
神戸を中心に自営業者や個人事業主さんのパソコンのメンテや修理をさせていただいてます。
パソコンの修理実績は、年間1000台以上です。ちょっとでもあれって思った場合には、お気軽に相談していただけるとうれしいです。
コメントを投稿するにはログインしてください。