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Intel CPUについて

投稿日:2017年11月9日 更新日:

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Intel CPUについて

インテルがPentium 4やCore 2シリーズを販売していた2003年~2008年ごろまではAMDのAthlon64やPhenomといったCPUが自作ユーザーを中心に人気でした。

しかしインテルがCore iシリーズを販売してから、AMDは性能競争に付いていくことができなくなり、AMDのシェアは低下の一途をたどっています。

ところが2017年にAMDがRyzenシリーズを販売してから状況は一転。AMDがインテルを脅かす状態になりました。なんと価格を抑えながらIntelのハイエンドモデルと互角に戦える性能を携えたことから、特に自作ファンの間からは脚光を浴び、勢力が盛り返している模様です。

これからもIntelとAMDのシェア率合戦には目が離せません。

今回は、IntelのCPUについて書きます。

 

Celeron

パソコンはインターネットやメールなど、あまり本体に負荷をかけるソフトなどを使わないのであれば、性能は高いとは言えませんが、低価格な CPU でも十分です。インテル® Celeron® プロセッサーは、1998年4月に Pentium II の廉価版として登場し、Pentium III、Pentium 4、Pentium M、インテル Core と、共に発売されてきました。以前は、エントリーモデル向けの CPU の性能はかなり低く、パソコンに負荷をかけない作業に使用する場合でも、できるだけ性能が高い CPU を選ぶのが非常に望ましかったのですが、最近は CPU の飛躍的に向上したため、エントリーモデル向け CPU でも十分なパフォーマンスを発揮します。

 

インテル® Celeron® プロセッサーは、現在Haswellベースの製品まで登場しております。前世代のIvyBridge世代のCeleronと比較した場合、アイドル時の消費電力や大幅に強化された内蔵グラフィックなどが進化しています。

 

 

Xeon

 

なぜXeonの事を知っている人が少ないか、解説が有れども難しくて解らないかは、用途が業務用で有りオンラインで学ぶ物では無い上、説明が有れどもXeonの事に詳しい人が書いている為でしょう。

Xeonの用途は業務用、例としてサーバーという複数のコンピューターが組み合わされた物に使われており、例として当サイトも「さくらインターネット」という企業のレンタルサーバーに置かれたデータを皆さんが見ております。

他にはワークステーションという、主に動画を作るとか設計図をCGで描く職人、長時間の処理が必要な研究や、エラーが出ては困る開発者向けの用途として。

要するに一般家庭で普通に使うCPUでは無い為、業務に関わる人やマニア以外には良く解らないわけですな。

 

 

他のCPUとの違い

主に3つ。

  • 超高額な物は超高性能
  • マルチCPUが可能
  • 信頼性が高い

Xeonシリーズは安い物でも2万円以上、高額なCPUになると市販されていないと思うので知らないけれど数十万円では利かないはず。その代わりコア数が15でスレッドは最大30、それを8個搭載し120コア/240スレッドなどが可能。

マルチCPUは現在のインテル製品ではXeonのみ対応しており、一つのマザーボードにCPUが2個搭載出来たり。

信頼性の高さとは、CPUその物が故障し難いという意味では無く、Xeonと一緒に構成される部品の組み合わせで品質が高まるという意味。

 

Core i3

インテル® Core™ i3 プロセッサーは、インテル社が2010年1月に発表したデスクトップおよびモバイル機器向けのマイクロプロセッサーで、Core™ 2 シリーズの後継CPUになります。この最新アーキテクチャは、2つのコアを搭載したデュアルコアで、1コア2スレッドで全体で4スレッドを同時に処理できるハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)に対応しています。

インテル® Core™ i3 プロセッサーは、Core i7 や Core i5 の技術を応用して作った低価格型という位置付けにあります。性能は Core i5 より下ですが、その分価格を抑えることができるので、低価格なデスクトップパソコンやノートパソコンでの高いコストパフォーマンスを実現することができます。

特長

インテル® Core™ i3 プロセッサーは、一つの物理的なCPUをOS上で2つの論理CPUに見せて、与えられた複数の命令を同時に処理することにより、ソフトやシステムの動作を高速にする「ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)」が有効になっています。

この新世代アーキテクチャは、最新パソコンのマルチタスク、マルチメディアに対応し、オフィスソフトの利用やDVDの視聴、デジカメ写真の保存などの同時処理も快適に行えるプロセッサーです。

 

Core i5

インテル® Core™ i5 プロセッサーは、インテル社が2009年9月に発表したデスクトップおよびモバイル機器向けのマイクロプロセッサーで、Core™ 2 シリーズの後継CPUになります。この最新アーキテクチャは、アプリケーションを切り替えても、もたつきがなく快適に動作します。またターボ・ブースト・テクノロジーによって、最適なパフォーマンスが常に働き、効率的な作業を可能にします。

デスクトップパソコン用のインテル® Core™ i5 プロセッサーは、4つのコアを搭載したクアッドコアプロセッサですが、インテル® Core™ i7がハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)に対応して1コアで2スレッドを、全体で8スレッドを同時に処理するのに対し、インテル® Core™ i5 プロセッサーは、ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)非対応で最大4スレッドまでとなっています。 またノートパソコン用のインテル® Core™ i5 プロセッサーは、2つのコアを搭載したデュアルコアでこちらは、1コアで2スレッドで全体で4スレッドを同時に処理できるハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)に対応しています。

特長

インテル® Core™ i5 プロセッサーは、2コア/4コアの全モデルにおいてシステムに余力がある場合、自動的に標準性能から高速化する「ターボ・ブースト・テクノロジー」の機能が搭載されており、また2コアのモデルの方は、一つの物理的なCPUをOS上で2つの論理CPUに見せて、与えられた複数の命令を同時に処理することにより、ソフトやシステムの動作を高速にする「ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)」が有効になっています。

 

この新世代アーキテクチャは、最新パソコンのマルチタスク、マルチメディアに対応し、動画編集や画像処理など、作業内容に応じたパフォーマンスと優れた応答性を提供するプロセッサーです。

 

Core i7

インテル® Core™ i7 プロセッサーは、インテル社が2008年11月に発表したデスクトップおよびモバイル機器向けのマイクロプロセッサーで、Core™ 2 シリーズの後継CPUになります。ダイと呼ばれる半導体チップ1つに4個のコアを統合していることや、メモリーコントローラを内蔵していることなど、形態はCore™ 2シリーズと大きく異なっています。

この最新アーキテクチャにより、動作速度はCPUの中で最速といわれており、これまでのCore™ 2シリーズの最上位モデルよりも、約40%以上も高速に動作します。製品には4~8つのプロセッサコアを搭載したクアッドコア、ヘキサコアあるいはオクタコアがあります。

 

特長

クラス最上位に位置付けられるインテル® Core™ i7 プロセッサーは、全モデルにおいてシステムに余力がある場合、自動的に標準性能から高速化する「ターボ・ブースト・テクノロジー」と一つの物理的なCPUをOS上で2つの論理CPUに見せて、与えられた複数の命令を同時に処理することにより、ソフトやシステムの動作を高速にする「ハイパースレッディング・テクノロジー(HTT)」が有効になっています。

この新世代アーキテクチャは、最新の高性能なパソコンのマルチタスク、マルチメディアに対応し、ハイビジョンの動画編集や3Dオンラインゲームのプレイなど、作業内容に応じたパフォーマンスと優れた応答性を提供するトップレベルのプロセッサーです。

 

Core i9

これまでハイエンドデスクトップ向けに使われていたLGA2011からLGA2066に切替の際、新ブランドであるCore Xの最上級モデルとして登場。Broadwell-E仕様のCore i7最上位版(10コア)の後継であり、アーキテクチャはSkylake-X。現時点では10コアモデルのみの投入であるが、更に上位の12・14・16・18コアのモデルも投入予定となっている。

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